日時

7月16日（土）　15：00〜17：00

会場

第２会場（現地開催のみ）

　がんゲノム医療ではエキスパートパネルによる検査結果の検討が行われており、難病領域では令和4年度診療報酬改定で53疾患（51項目）の検査が保険収載されました。また令和3年度にはマイクロアレイ染色体検査が保険収載されています。いずれにおいても、検査・解析結果の正確な解釈が必要になります。
　日本遺伝子診療学会　ジェネティックエキスパート認定制度は「遺伝学的検査、体細胞遺伝子検査などヒトを対象とした遺伝子関連検査や遺伝情報を取り扱うにあたり、情報を適確に選択して検査・解析結果を正確に解釈し、その意義を迅速かつわかりやすく医療者に報告・説明でき、検査・解析の精度管理に携わるとともに、データベース等に基づいて検査法の開発を主導できる遺伝子診療の専門家を養成・認定し医療に貢献すること」を目的としています。ジェネティックエキスパート認定制度委員会では、これらのスキルを身に付けるための「臨床遺伝情報検索講習会」（http://www.gene-dt.jp/workshop.html）を定期的に開催しています。学会員になると、これまでの「臨床遺伝情報検索講習会」の資料やe-learning の動画を見ることができます。
　今回は大会長　渡邉淳先生のご厚意により、大会期間中にコラボ企画講習会を開催することになりました。「情報を適確に選択して検査・解析結果を正確に解釈」することを目的として、基本的な情報検索の講習（バリアントの表記法／単一遺伝子疾患のバリアント評価）を行います。興味はあるけれど、これまで臨床遺伝情報検索講習会には参加したことがないという方をはじめ、大歓迎いたします。パソコンとWi-Fiをご持参の上、ぜひご参加下さい。

注意事項

1. 参加人数は50名までです。（現地開催のみ、事前申し込みとします。）
2. 本講習会は短縮版につき、ジェネティックエキスパート申請（受験）資格の受講履歴にはカウントされません。あしからずご了承ください。
3. 参加者は大会参加者に限ります。講習会の受講料は不要です。

お申し込み

定員になり次第締め切ります。この講習会は現地開催のみですのでご注意下さい

申し込みフォーム

ジェネティックエキスパート認定制度委員会

　足立　香織（鳥取大学 研究推進機構 研究基盤センター）
　才津　浩智（浜松医科大学 医学部 医学科 医化学講座）
　雨宮　健司（山梨県立中央病院 ゲノム解析センター）
　長田　　誠（群馬パース大学 医療技術学部 検査技術学科）
　柿島　裕樹（国立がん研究センター中央病院 臨床検査科）
　佐藤　謙一（国際医療福祉大学 福岡保健医療学部 医学検査学科）
　中條　聖子（H.U.フロンティア株式会社 商品・サービス開発部）
　中村　剛史（株式会社LSIメディエンス 遺伝子解析部 染色体グループ）
　渡辺　基子（順天堂大学大学院 医学研究科 臨床遺伝学）
　中山　智祥（日本大学 医学部 病態病理学系臨床検査医学分野）